座席図鑑 箱根登山鉄道1000形「ベルニナ」号 

JRC BLUE RIBBON PRIZE 1982
1981年、箱根登山鉄道に45年ぶりとなる新車として登場しました。 
姉妹提携を結んだスイスのレーティッシュ鉄道のデザインをベースに設計され、同社の路線名から「ベルニナ」号と名付けられました。

当初は2両編成で登場しましたが後に2000形の中間車を中間に連結して3両の編成を組んで運行されています。

山岳鉄道の新型車両としてふさわしい装備やデザイン性が評価され、1982年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
両先頭車の1000形はドア間が全てボックスシートになっていて、後述する中間車よりクロスシートの比率が高くなっています。

座席は赤いモケットのボックスシート(小田急の1000形通勤電車に近い印象のモケット)で、見た目に反して着座するとスプリングがビョンと跳ねます(笑)

肘掛は通路側のみですが、窓側には4人分のペットボトルなどを置けるテーブルが設置されています。
またビニール製ではあるもののヘッドカバーも掛けられていて、「ロマンスカー」から乗り継いでも居住性は大きく劣らないのではないかと思います。

休日を中心に立客が出ることも多いため座席の通路側には手摺りも設置されています。 
先頭部分はロングシートが設置されています。同じ登山電車の2000形だと先頭部がクロスシートの展望席になっているため、「車窓鉄」の人なら2000形の方がいいかもしれません。 
編成によっては壁のデザインやテーブルの形が若干違う編成もあります。 
こちらは中間に連結される「2000形」の車内です。
1000形に比べるとドア間のボックス数が少なく、ロングシートが設置されており立席客が多いことも考慮されています。

座席の形状などは1000形とほぼ同じです。 
 こちらは車端部のロングシート。
優先席も設置されています。 
ボックスシートの脇は2人掛けのロングシートになっています。 
私鉄車両のページに戻る