座席図鑑 小田急1000形(リニューアル編成) 
1988年登場、4・6・8・10両編成合わせて30編成、160両の大所帯となった1000形は、地下鉄乗り入れ運用から小田急線内運用、2009年からは3編成が箱根登山線用になるなど活躍の場を広げました。
しかし3000形・4000形などの新型車両や全編成がリニューアル工事を終えた8000形に比べると内装面で見劣りが顕著であり、登場から四半世紀余りを経た2014年よりリニューアル工事がスタート
技術面では更新前に比べて電力を2割以上削減する事が可能になり、内装も新型車両にまったく見劣りしない車両に生まれ変わった1000形
2021年までに全編成がリニューアルされ、これからも小田急の主力車両として活躍していきます。

1000形に乗る機会が多い小田急ユーザーが見ると「本当にこれが1000形!?」という印象を第一に受けます(笑)

これまで赤系統の座席であった一般席は爽やかなスカイブルーの座席になり、8000形が更新前のブルーのモケットからリニューアルで赤いモケットの座席に交換した事と対照的です。
しかし、寒色系の座席に対して床面や化粧板は白~暖色系の色使いで、寒々しさを感じさせない雰囲気を作り出しています。

座席前の床面に銀色の薄くて細長い金属が設置されています。着席しているお客さんが足を伸ばしすぎないようにするための対策でしょうか?

座席端には大型の仕切り板が、中ほどにはポールが設置されており、立席客も今まで以上に快適に過ごせそうです。
つり革は最近主流の三角形のものではなく以前からの丸形のものが設置されています。(コスト削減?)
こちらは車端部の座席。
最近の新型車両では3列配置が主流ですが1000形のリニューアルでは以前からの4列配置を踏襲しています。 
 こちらは優先席。
モケットはグレーベースのものになっています。

つり革や手すりには黄色いパーツを多く使い、また照明を一般席と違う色にすることで優先席であることを明示しています。
両先頭車の運転台付近には車いすスペースが設置されています。

4両編成の中に2区画というのは現在でこそ多く思えますが、車いすスペースの多目的スペース化による需要の増加(主にベビーカースペースとして)、また今後登場するJRの新型通勤電車では各車両にフリースペースが設置される予定で、1編成に2か所、先頭車のみに設置ということ自体が将来的には古い仕様になってくるかもしれません。 
 各扉の上部にはLCDが2台づつ設置されています。

4000形の後期増備車に設置されているものと同じもので、1面は広告などの放映に供されています。
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