「座席」で旅する。
座席図鑑 南海電鉄50000系「ラピート」 
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運行区間
特急ラピートα・ラピートβ号
難波~泉佐野~関西空港 
座席図鑑 No147
ページ公開:2014年3月9日
ページ更新;2017年1月2日
取材:2014年2月
 

JRC BLUE RIBBON PRIZE 1995
1994年に関西国際空港が開港。
鉄道アクセスはJR西日本と南海電鉄が担う事になります。 

その際にJRが生み出したのは「大和撫子」デザインの「はるか」号、それに対して南海電鉄の特急は・・・真っ青な車体にまるで「鉄人28号」か特撮ヒーローの世界から飛び出してきたのかのようなフェイスの50000系「ラピート」です(笑)
登場時は奇抜なデザインが話題となり人気を呼んだものの、近年はJRの強みであるネットワークの広さを生かし、京都・大阪駅といた主要駅を経由して運行する「はるか」に空港特急の主役の座を奪われつつあり、途中駅停車型の「ラピートβ」を中心に運行されています。

1995年 鉄道友の会ブルーリボン賞受賞
●レギュラーシート 

車体・窓・座席の飾りや座席台座に至るまで「円形」になっている車内。乗車前に写真では見たことありましたが、実際に乗車すると写真で見る以上のインパクト!(笑)
おそらく、日本の鉄道車両で最も「角」が少ない内装なのではないでしょうか。

レギュラーシート車は2列+2列の横4列配置。灰色ベースにオレンジのアクセントが入ったモケットで、後述する「スーパーシート」と反転したカラーになっています。
シートピッチは1030㎜。背の高い外人さんでも余裕のピッチではないでしょうか。

テーブルは小型のインアームテーブルのみで、最大40分前後の乗車時間とはいえ、お弁当などは食べにくいかも・・・。

●スーパーシート

こちらは5・6号車に設定されている「スーパーシート」車の車内です。

レギュラーシートに似たモケットの座席が横2+1の3列配置で並んでいます。
一見レギュラーシートと同じような雰囲気ではありますが、3列配置、シートピッチ1200㎜ということもあって実際に着座すると「横方向」「縦方向」共にかなり余裕を感じられます。 

この大きな座席に加えて登場時はドリンク(冷蔵庫にストックしてある飲み物をセルフサービス)のサービスがあったのですが、レギュラーカーからやって来ての持ち去りや、終着駅で乗客が大量に持ち去ってしまうなどのトラブルがあった影響で現在は座席のみのサービスになっています。

そのような経緯で大きくて余裕のある座席のみのサービスとなってしまった「ラピート」のスーパーシート・・・最大乗車時間も40分程度と「レギュラーカー」でも充分だったりします(^^;)

しかしスーパーシート料金200円というお手頃価格や、一部時間帯ではレギュラーカーの混雑が激しい便もあるので、「少し上乗せしてゆったり」行きたいのであればコストパフォーマンスは上々ではないかと思います。


ああ、普通席と似たようなモケットなのに3列配置で余裕も感じられ、お手頃価格でありながら貧乏臭さも感じない・・・同じく普通席とグリーン席が似たモケットを縫っているこの車両にも見習わせたいですねぇ(笑)

こちらは1人掛けの座席になります。 
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