南海電鉄 10000系+7000/7100系特急「サザン」編成         

JRC LAUREL PRIZE 1986
10000系(指定席車両)

難波~和歌山間を、また、和歌山港から南海フェリーに連絡して徳島までのアクセス特急として運行されていた「四国」号の置き換えとして登場しました。

当初は2両編成で登場、現在は一部先頭車の中間化や中間車の新造を行って全て4両編成となっています。
「サザン」の座席指定車両として運用され、和歌山市・和歌山港方に当形式の指定席車を、難波方に7000系又は7100系(後述)の自由席車を連結して運用されています。

1986年 鉄道友の会ローレル賞受賞
こちらは1985年の登場時から設置されている座席になります。 

座席はいわゆる「簡易リクライニング」スタイルの座席ですが、「簡易リクライニング」の座席はリクライニングすると座面がせり出すのが常である中、この座席は座面がせり出さない珍しい仕様になっています。

シートピッチは980㎜、フットレストは設置されておらず、座席下は機器があるため足を延ばすことも出来ません。

その他、テーブルは窓側に固定されているものしか無いため、食事はかなりしにくいかも?
こちらは1992年、4両化の際に増備された2次車の車内になります。
座席は同年に登場した11000系と同じもので、中肘掛やインアームテーブルにフットレストも設置されているなど、前途の1次車より恵まれた設備になっています。

しかし窓の下の壁部分が初期車は生地が貼られているのに対してこちらはFRP製など、バブル初期とバブル崩れかけの時期による差も感じられます(笑)

シートピッチは1030㎜と、初期車より50㎜広く設定されています。      

車いすスペースは他の南海特急車同様、車いす対応座席ではなく車いすを固定できるスペースが設置されています。
         以下は実車紹介文を除き、全て「座席図鑑 南海電鉄7100系」と共通文章となります。         
 7100系(自由席車両)

こちらは10000系と共に運行される自由席車両になります。
7000系と、マイナーチェンジ版である7100系の2形式がありますが、7000系が片開き扉で2段窓、7100系が両開き扉で1段窓の差異以外はほぼ同じ仕様になっています。
撮影したのは全てマイナーチェンジ版の7100系になります。
車内は4扉・ロングシートになっています。
バケットシートではない座席にパイプで仕切られた座席端部など、今や「レトロ」な内装になっています。

着座した時に座面がスプリングで反発するような感覚は今や新鮮ですね!
車端部は窓が1枚で3~4人掛けの座席が設置されてる車両と窓が2枚で5~6人掛けの座席が設置されている車両が存在します。 

ちなみに右の座席は優先席ですが、座席のモケットは一般席と同じで優先席シールが貼られるに留められています。
 車いすスペースは一部車両の車端部に設置されています。
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