「座席」で旅する。
座席図鑑 トレニタリア空港特急「レオナルド・エクスプレス」        
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運行路線
Rome Termini⇔Rome Fiumicino airport 
 座席図鑑No.178
取材:2015年11月

  

「永遠の都」ローマの玄関口であるローマ・フィウミチーノ国際空港(別称レオナルド・ダ・ビンチ国際空港)と鉄道のターミナル駅であり、駅名もそのまま「テルミニ」駅を20分間隔、所要時間32分で結ぶのがトレニタリア(旧イタリア国鉄)の空港特急「レオナルド・エクスプレス」です。

フィウミチーノ空港へは、東京成田(毎日)/大阪関西(週4日)からアリタリア=イタリア航空直行便が運航されている他、アリタリアの親会社であるエティハド航空などの中東系エアラインや、東アジアのハブ空港である仁川国際空港経由で韓国エアラインを利用してのアクセスも容易であり、多くの観光客やビジネスパーソンが両都市を往復しています。

 ●1等車

料金は14ユーロ(2016年1月10日現在のレートで1800円ほど)、空港バスは5ユーロからなので3倍近い値段となり、トレニタリアは「全車一等車」であるとしています。
一等車・・・ということで乗車を楽しみにしていたのですが、座席は固定クロスシート。かつての253系「成田エクスプレス」を彷彿させます(笑)

連接車構造となっており、車両1両当たりは短め。車両中央のドア付近はフラットですが、台車上となる連接部はハイデッキとなっています。
車内は集団見合い式とボックスで固定シートが設置されており、座席はブルーのレザーのもの。右写真のように一部区画ではコンセントも設置されています。

喫煙者人口が多いイタリアですが、車内は全面禁煙。(どうも、空港などの例外を除いて「建物内」は禁煙のようです)もっとも、テルミニ駅から1歩駅の外に出れば路上なので喫煙可能であり、空港も建物外は喫煙可能なので32分程度の乗車時間なら困る事は少ないのではないでしょうか。

頭上には荷物棚がありますが、大きめのスーツケースを収納するのは少々不安な大きさ。機内手荷物程度の大きさの荷物なら収納可能です。(ただし、イタリアに限らず日本以外の国では荷物の盗難が多いので注意)

こちらは集団見合い式で設置されている座席。

シートピッチはさほど広くないようです。 
 こちらはフラットなエリアに跳ね上げ式の座席を設置した多目的スペース。
車いすの方でも押しやすい低めの位置にSOSボタンが設置されています。
3両編成の中間車はトイレと荷物棚スペースが設置されています。 

ただし、こちらも荷物にロック等は掛けられないので盗難には要注意。
トイレは3両編成中1か所と30分程度の乗車時間ということもあってか少なめ。
1つのトイレが男女・多目的トイレの全てを兼ねています。 
「レオナルド・エクスプレス」に乗車する際に覚えておかなければならないのがチケットのシステムです。
チケット自体は駅の券売機(ボタンから英語で表示ができます。支払いはクレジットのみ) か窓口(やや割高になるようです)で購入でき、左写真のような航空券タイプのチケットが発券されます。

このチケット、乗車する前にホーム上の刻印機(右写真)で刻印しないと「違法乗車」とみなされ50ユーロ程度の罰金が取られるシステムになっており、外国人客と車掌さんが揉めている光景が非常によく見られるようです。ホーム自体に入るのには改札を通る必要がないため、検札で確認されるまで知らなかった・・・という方が多いとのことです。

なお、ストライキによる公共交通機関のストップが多い国ですが、海外旅行客を迎える「レオナルド・エクスプレス」はストライキ発生時でも運行が保障されています。
 機内でスマートフォンで撮影したため少々ブレてしまっており申し訳ありませんが・・・。
参考画像として日本にも乗り入れているアリタリア=イタリア航空エコノミークラス機内食の一例です。
(ただし、管理人が搭乗した便はローマ→アブダビ(UAE)便のランチ時間帯のため、2食目にディナー(ローマ行き)モーニング(東京成田行き)が供される東京便とは品数が異なるかもしれません)
この時も含め、プライベートで中東/アフリカ/ヨーロッパ方面へ行く際はエティハド航空を利用する機会が多い(値段が安く、機内食のアラビア料理が美味でアブダビ空港が便利であるという理由から)管理人ですが、ローマ~アブダビ間の同社便はコードシェア便として運行をアリタリア航空担っている事も多いようで、予期せぬ偶然の搭乗となりました(笑)

 

「永遠の都」として観光客を魅了し続けるローマ
ローマ・カトリック教会の総本山にして世界最小の国家であるバチカン市国

世界有数の観光都市らしく、日本(東京)と比べると英語も通じやすく、街自体もとってもコンパクトでバチカンを含め大半の観光地は2路線のみの地下鉄をマスターすれば行くことが可能な観光しやすい都市です。
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