座席図鑑 近畿日本鉄道22600系近鉄特急「Ace」

JRC LAUREL PRIZE 2010
老朽化の進む12200系の後継車として従来型のACEをマイナーチェンジして登場した新型Aceです。

歴代汎用特急車である「エースカー」「スナックカー・サニーカー」そして「ACE」の流れを汲んでいますが内装面は更に進化を遂げています。

2010年 鉄道友の会ローレル賞受賞
座席は「アーバンライナーNext」のゆりかご型リクライニングシートの改良型が設置されています。

スナックカーやサニーカーはもちろん22000系ACEと比較しても格段にレベルアップしており、

@ゆりかご式リクライニングシートと二人分に分断されている中肘掛(肘掛の無言の奪い合いが起きません!笑)
A大型の背面テーブルの設置(従来のACEでは肘掛収納のものでした)
B土足面と土足禁止面の2面展開で下した状態での固定も可能な大型フットレスト
(新幹線のグリーン車に匹敵するレベルのものです、これは凄い)
Cフットレストの間にコンセントを1つ設置(パソコンはもちろん、充電の減りが早いスマートフォンの充電にも重宝します)

唯一気になったのが、画像のようにリクライニングした時に中肘掛も一緒に傾くこと。
もう少しささやかな角度での傾きなら快適かもしれませんが、実際にフルリクライニングして肘掛に肘を置くと違和感を感じます。

座席のシートピッチは従来の車両より拡大されており、設備は民鉄特急の普通車として最高レベルを行っているものだと思います。
左写真は車いす利用者用の座席で一人掛け。右写真は車いす対応のデッキとなっています。
また、トイレは温水洗浄便座(ウォッシュレット)を近鉄では初めて採用しています。
いずれも4両固定編成のみで2両固定編成では車いす対応設備はありません。

旧式のスナックカー・サニーカーには車いす対応設備が無いため、なるべくACE・Aceとの併結、または前後の列車を車いす対応設備のあるACE・Aceで運用するなどの配慮がされています。
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