近畿日本鉄道 21000系・21020系「アーバンライナー」 
近鉄21000系「アーバンライナーPlus」
第32回ブルーリボン賞受賞
運賃値上げが続いて不振な新幹線に対して近鉄名阪特急は乗客が増えつつありました。

そこで、30000系ビスタカー以来のフルモデルチェンジを行って登場したのが21000系です。

近鉄特急伝統の2階建て車を廃止し、デラックスカーを含めてオール平屋編成で登場ました。

2003年から2年間かけてリニューアルが行われ、「アーバンライナーPlus」として活躍しています。
近鉄21020系「アーバンライナーNext」
第46回ブルーリボン賞受賞
時は流れ、前途の21000系も登場から10年以上が経過し、リニューアルを行う時期になっていました。

そこで、2編成を同時にリニューアル工事しつつも予備車を確保するため、新型の21020系「アーバンライナーNext」が登場しました。 
リニューアルを終えた「Plus」も「Next」とほぼ同じ内装となっていますので、別形式ではありますが一緒のページで紹介させて頂きます。
車内はネイビー系のカラーの座席が並ぶシックな空間になっています。 

座席は新開発の「ゆりかご式リクライニングシート」になっています。(後に22600系「Ace」やビスタカー・さくらライナーのリニューアルでも改良型が採用され、近鉄ではすっかりお馴染の座席になりました)

座席は固めですが座り心地の良い形状になっていて、2時間乗りとおしてもほとんど疲れを感じません。
中肘掛は2席分に区切られていて、「中肘掛奪い合い」が起きることもないのではないかと思います。
フットレストは細く、1面展開で、靴を脱いで使用する面のみなので使いにくいかもしれないです。

テーブルはインアームテーブルで、半月型のものになっています。お弁当やPCの仕様を想定するとちょっと小さいかも?

また、名古屋~大阪難波を結ぶビジネス需要の高い列車ですが、コンセントは設置されていません。

Next編成では、窓枠の下部分が斜めになっていて、この場所にペットボトルなどを置くことが出来ません。
その代わりに、窓柱付近に飲み物などを入れられるケースが用意されています。
 対してこちらは「Plus」編成の座席。

座席自体は全く同じですが、窓枠下部分が平面になっているので飲み物などを置くのに使うことが出来ます。
その他に、両編成で照明が若干異なっています。
左は「Plus」編成」、右は「Next編成」の車内となっています。 
5号車には車いす対応席と、車いすでも動きやすい多機能トイレが設置されており、デッキや客室入口のドアも大きなものになっています。
名古屋方の先頭車(1号車)はデラックスカーとなっています。
横3列の配置なのですが、2人掛け席は2席が独立して設置されています。(台座は共通で回転は同時)

実際に満席近い車内で2人掛けの通路側に掛けましたが隣の席に人が居るという実感はなく、かなりプライベート感があります。

デラックスカーも座席は「ゆりかご式リクライニングシート」になっています。
しかしリクライニングをすると肘掛の角度と合わず、肩が上がったような体制になってしまうのが残念。

テーブルはインアーム式で2面展開のものを装備しています。
ヘッド部分には可動式のマクラを設置。JR私鉄含めてマクラを設置したグリーン車が増えていますが、その中でもかなり使い心地の良いマクラではないかと思います。

フットレストは2面展開のものですが普通車同様細くてちょっと使いにくいです。 
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