座席図鑑 智頭急行HOT7000系「スーパーはくと」 
1994年に第三セクターの智頭急行智頭線が開業。

それ以前の陰陽連絡優等列車は山越え・非電化路線であり、ディーゼル車両であるキハ181系「はまかぜ」やキハ58系の「砂丘」は高速バスに乗客を奪われつつありました。
智頭線登場と同時に登場したHOT7000系はディーゼル特急でありながら最高速度130キロ・最大5度の振り子機構を搭載し高速化を実現。
JR線との直通運転で大阪から鳥取への所要時間を最速2時間半足らずにまで短縮しました。
JR線特急である鳥取~岡山間の「スーパーいなば」、出雲市~岡山間の「やくも」と共に陰陽連絡特急の主力を担っています。
「なごみの空間」をキャッチフレーズに2009年までのリニューアルで一新された指定席車の車内です。 

座席は背面が木目調のデザインとなっており、高級感とプライバシー性がアップしています。
更にシートバックテーブル・フットレストにドリンクホルダーまで設置されていて、後述するリニューアル以前からの座席同様、座席廻りの利便性はかなり高いものになっています。

シート背面が腰~背中~ヘッドレスト部分と成形されていて体にぴったり馴染むので座り心地もGOOD!

ちなみに、他の座席も含めてシートカバーは沿線数か所の観光名所イラストを織り込んだものになっています。ご乗車の際は要チェック。
こちらは自由席車の車両(=リニューアル前から同じ座席を設置している車両)の内、比較的後期に登場した編成で、座席はJR西日本の683系と同じタイプのものが設置されています。 

座席の座り心地は固めですが背が高めのバックレストでホールド性は抜群。
肘掛先端に昔の国鉄特急のグリーン席にあったような小さなテーブルが設置されているため向かい合わせにした際でも小さいながらテーブルを使用することが出来ます。
こちらは自由席車の内初期に登場した車両の座席。

高速走行する振り子特急ということもあってか肩の部分には持ちやすい形状の取っ手が設置されています。

座席のフォルムはJR100系新幹線のR53に近いものを感じますね。
中肘掛が細いながらカーブしている形状なので掛け心地が良いのも特徴です。 
 こちらは車いす対応席。
グリーン車は横3列配置で新幹線にも劣らないようなゆったりとした座席が設置されています。

モケットは薄めの黄土色(?)で「落ち着きがありながら華やかさも要求される」事が多いグリーン車座席としてふさわしい高級感あふれるカラーになっています。

フットレストは2面展開、さらに高さも調整可能なものが設置されています。

ちなみに、6両存在するHOT7000系のグリーン車の内1両のみは可動式ヘッドレストが設置された別のタイプの座席が設置されているようです。当たったらラッキーかも!?
こちらは一人掛け席。

壁にはコンセントが設置されています。 
 仕切り扉には鳥取市の伝統工芸品である因州和紙が使用されています。
こちらは非貫通型先頭車の最前部。

運転室越しでありながら前展望を望むことができます。 
一部デッキには携帯電話スペースが設置されています。

格子状に組まれた智頭杉による照明がオシャレですね! 
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