座席図鑑 富士急行2000形「フジサン特急」 (元、JR東日本165系「パノラマエクスプレス・アルプス」)
富士山・河口湖・富士急ハイランドへの観光特急として、2001年に引退したJRの165系ジョイフルトレイン「パノラマエクスプレス・アルプス」を譲り受け、3両編成に短縮 した上で「フジサン特急」として運行しています。
世界文化遺産登録も決定しますます盛り上がる「富士山」への観光需要
なんといっても「フジサン」を名乗る特急列車であるフジサン特急は注目の的でもあります。
しかし種車が165系であり老朽化も進んでいることから2014年以降、小田急20000形への置き換えが行われる予定です。
乗車券+特急券で乗車できる自由席車両です。パノラマエクスプレス・アルプス時代はグリーン車として使用されていたこともあり、ゆったりとした座席が並んでいます。

シートピッチは1340mm(!!)前の席に足も付きませんし前の人が目いっぱいリクライニングしても全く気になりません。
座席自体も元グリーン車の座席ということで柔らかめの快適な座り心地。終点河口湖まで1時間足らずの乗車時間ではもったいないくらいの設備です。

車内はセミハイデッキ構造(通路は普通の高さで座席は一段高い場所に設置されている。)

展望席を有する先頭車以外の2両は自由席として運行されますが、自由席にはテーブルが無いので(あるんですが、後述の定員制車両と差をつけるためにボルトで封印されている。時々ボルトが外れててテーブルが出せる席もあったりしましたが(笑))車内で食事などはしにくいかも。
展望席を有する車両(元々パノラマエクスプレス・アルプス時代は6両編成で両先頭車が展望車であったのを、真ん中の3両目・4両目の境で切り離して3両編成にしたため、2編成はそれぞれ逆方向に展望車がある。)に関しては乗車券・特急券の他に座席定員制の着席整理券(100円)が必要になります。 ※2014年2月に2002号編成が廃車となり、現在2000形で運行されているフジサン特急は全て河口湖行きの列車で(富士山→河口湖の2駅間を除く)前展望となる2001号編成で運行されています。大月行きの列車の場合、河口湖→富士山の2駅間を除いては後展望になりますのでご注意ください。

最前部(最後部)の展望室はやはり一番の人気。座席はリクライニングせず、ピッチも狭いですが早い者勝ちということもあり始発駅で埋まる光景をよく見かけます。
展望室の後方にはソファーが設置されたスペースもあります。
こちらも早い者勝ちになっています。(見たところグループの方がテーブルを囲んで座って食事されたり飲んでおられたりする事が多いですね(笑))
 さらにその後方は残りの2両と同じリクライニングシートになっています。
座席自体は同じものですが、こちらはインアームテーブルが使用できるようになっています。
中間車には定員6名の個室が設置されています。料金は人数分の乗車券+特急券に個室料金として一室1000円だそうです。
一見グループで乗車してワイワイするには丁度良いように見えますが、エアコンが無く夏は天井の扇風機で暑さを凌ぐことになります・・・。

特急料金が手軽なことに加え、テツ活動はもちろん、沿線の「河口湖自動車博物館 飛行館」を訪問したなど、機会に恵まれ今まで8回「フジサン特急」に乗車していますが、1回もこの個室が利用されているのを見たことがありません。

そんな訳で当日でも購入できる可能性が高いと思いますが、編成中1室のみしか設置されていないため、売り切れる可能性もゼロではありません。。
観光列車らしく、車内には自動販売機が設置されています。
その他、車内販売も行われています。
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