座席図鑑 富士急行1200形「富士登山電車」 
富士急行開業80周年を迎えた2009年8月。
80周年記念キャンペーンの一環として1200系を大改造した「富士登山電車」が登場しました。
内外装を担当したのは水戸岡鋭治氏とドーンデザイン研究所、800系新幹線などで実績のあったドーンデザインの車両が「富士山に一番近い鉄道」富士急行で走り始めました。  

定員制車両を連結した普通列車「富士登山電車」として活躍してきましたが、2010年3月より、「富士登山電車」は全車両定員制の快速列車になりました。
 ※このページについて。「富士登山電車」は2両編成の短い車内に驚くほど豊富なバリエーションの座席や設備があります。
全てを紹介すると他の「座席図鑑」よりはるかに長く、画像も多くなってしまう為、
まずこのページで、内装の主要な部分を普段の「座席図鑑」と同じくらいの画像枚数でご紹介し、更に詳しい内装はこちらのページでご紹介します。
更に詳しく「富士登山電車」の内装・座席をご覧になられたい方は併せてご覧ください。

現在の「富士登山電車」は全車定員制の快速として運転されますが、撮影したのは登場した2009年、後述の「赤富士」のみが定員制でこちらは自由席で運用されていた頃のものです。

大月方の先頭車、青富士の車両は赤富士に比べるとボックスシートが少なめ。扇形のソファーシートや窓の方向を向いたベンチシートなど曲線を生かしたデザインになっています。

座席は「青富士」の名前の通りブルーをはじめ寒色系をベースにしたドーンデザインのもの。
唯一、ドーンデザイン以外の表地として、ブルーの革が貼られたソファーが一脚あります。


ちなみに改造元になった富士急1200形(京王5000系)は3ドアですが、定員制車両、観光列車ということで真ん中のドアは取り払われ、窓にしたうえでベンチシートが設置されています。

床面、座席の枠、荷物棚に至るまで木材製品が用いられ、車内はウッディな雰囲気に包まれています。
こちらは登場時から座席定員制車両の「赤富士」の車内です。
青富士に比べるとボックスシートが主体で、定員制車両ということもあってか座席数が多めの設定になっています。
座席は赤やピンク、紫といった暖色系のカラーコードのドーンデザインになっています(こちらも運転台前に設置されている革製のソファーを除く) 
車内で使用されている木材も「青富士」より色の濃いものを使用し、全体的に温かみのあるデザイン、といった印象です。
「青富士」も含めてこの車両のボックスシートは全て展開することで4人で駅弁やお菓子を広げても充分なくらい大型のテーブルが設置されています。

車両中心部のドアがあった部分は窓に改造され、こちらはベンチシートやソファーの他にライブラリーも設置されています。

車いすスペースはこの車両の連結面寄りに設置されています。

世界文化遺産にも登録された富士山への観光列車「富士登山列車」。簡単に紹介させて頂きましたが、お時間のある方は是非、詳細のページもご覧くださいませ!
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