「座席」で旅する。 
座席図鑑 JR西日本700系7000番台「こだま」「ひかりレールスター」 
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運行区間
 山陽新幹線/博多南線(新大阪~博多博多南
 座席図鑑No,184
取材:2009年9月
ページ公開:2016年12月30日
かつて0系を大改造し、対・航空機を念頭にゆとりある空間を提供し好評を博した「ウエストひかり」編成の後継車両として2000年に登場しました。

山陽新幹線オリジナルの「ひかりレールスター」として、速達型の「のぞみ」より安価な料金設定と、ゆったりした指定席が人気となり、こちらも人気を集めました。
しかし、2011年よりN700系を用いた九州新幹線直通列車「さくら」「みずほ」の運転の運行が始まったことにより、「ひかりレールスター」は大幅に削減され、現在は主に「こだま」号として運行されています。
●普通席(自由席車両) 

自由席車両はノーマルの700系同様、横2+3列の5列配置の座席が設置されています。

座席は700系よりも同じJR西日本が生み出した500系に近い型式のようです。
モケットは「ひかりレールスター」編成独自のもので、青緑系統のカラーが良い雰囲気を演出しています。

シートピッチは1060㎜。3人掛けの中央席(B列)が他の列より若干横幅が広くなっているのも、他の形式と同じですね。
 
こちらは2人掛けの座席。 
●普通車(指定席《一部自由席》車両) 

「ひかりレールスター」時代から指定席であった4~8号車は横2列+2列の座席が設置されています。

ウエストひかり時代の「2列+2列普通車」を継承したもので、グリーン席並みに横幅がゆったりとした座席が設置されているため指定席料金のみの上乗せでは申し訳ないほど、非常に快適です。 

ドリンクホルダーなど、当時としては珍しかった設備も多数盛り込まれていますが、リクライニングボタンがひじ掛けの奥の方という、妙に使いにくい位置に設置されているのも特徴的です。シートピッチは自由席車両同様、1060㎜となっています。

かつて4号車は検札や車内放送、車内販売の声掛けまでもを一切中止し、静かな移動空間を提供するという趣旨の「サイレンスカー」となっていました。独自の取り組みでしたが、車内放送を取りやめたことで乗客が停車に気付かず乗り過ごす事態が多発。逆に4号車を避ける乗客まで出てくる始末で結局中止になった経緯があります。

現在の「こだま」運用では自由席の座席として提供されることも多くなっております。

●普通車(コンパートメント) 

8号車には新幹線では100系以来となった「コンパートメント」が設置されています。 
3人以上の利用で指定席料金と同額、最大4人まで利用可能であったため、グループやファミリー客より人気を博していましたが、現在は数少ない「ひかりレールスター」運用でのみ利用可能となっており、「こだま」号では利用できなくなってしまっています。

「2列+2列指定席」や「サイレンスカ―」と並ぶ「ひかりレールスター」の名物設備であっただけに、ちょっともったいないかも?

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