「座席」で旅する。
座席図鑑 JR東海・西日本N700A(N700系1000番台)「のぞみ」「ひかり」「こだま」
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運行区間
東海道新幹線(東京~新大阪)
山陽新幹線および博多南線(新大阪~博多~博多南) 
座席図鑑 No.098
ページ公開:2014年1月18日
ページ更新:2016年12月26日
取材:2014年1月
 

300系・500系を置き換え大所帯となったN700系ですが、加えて700系の初期車を置き換えるためにN700系の改良型として登場したのがN700系1000番台「N700A」です。

低速走行装置・停止距離の短縮や車内の静粛性の向上など、N700系から更にレベルアップした技術を搭載した東海道新幹線の最新形になります。

N700Aの登場と前後して従来のN700系にN700Aの機能の一部を反映させる工事もスタート。
N700系と共に、「のぞみ」を中心に活躍しています。

 ●ご案内

▲上のような「N700A」ロゴが書かれた編成の内装はこちら
 ※注意
これから紹介する内装は全て、上の写真のように「A」が大きく書かれた、「N700A」として新製された車両になります。

車体にN700Aのロゴが描かれている編成でも、左の写真のように「A」が小さく書かれている編成は、N700系として製造された車両ベースにN700Aで採用されたシステムの一部を反映した車両になります。

したがって、内装・座席は従来型のN700系と同じものになりますので、ご注意ください。

なお、N700系・左のロゴの改造車N700A・上の写真の新製車N700Aは全て共通運用になっています。
●普通席 
 ●拡大可能写真(以下4枚)


▲この行の4枚はクリックorタッチで拡大表示出来ます。
 
車内全体の雰囲気はベースとなったN700系によく似ています。
座席は100%リサイクル可能な素材に改良され、モケットが新しいデザインのものになった他、座席形状もヘッド部分の脇が出っ張っている形状になったことから、ウトウトしている時・寝ている時の頭の支えになるように改良されています。

大きめの背面テーブルやコンセント、1040mmピッチなどは全てN700系と同じ仕様になっています。



(N700系普通席との比較画像はこちら)

全ての普通席窓側にはコンセントが設置されていますが、デッキ寄りの列は横5列全てにコンセントが設置されています。

大型テーブルも設置されているので、(多少人の出入りは気になりますが)ビジネスパーソン向けの区画と言えるかもしれません。
デッキへの出口上部には大きめのスクロール表示器を装備。

停車駅案内や通過駅の情報。天気予報やニュースなどを流しています。 
カード専用の公衆電話は12号車に設置。

今時使う人は居るのでしょうか・・・。
テレフォンカードは車内でも販売しているとのことです。

ミネラルウォーター・お茶の自動販売機は11号車に設置。

比較的新しい編成では自動販売機が無い編成も登場しているようです。

「ひかり」「のぞみ」では車内販売がありますが、「こだま」では車内販売が一切ありません。
飲み物・食べ物などは始発駅で仕入れる方が安全だと思われます。

※現在は全編成で撤去されています。
 
普通車は3/7/15号車に喫煙ルームが設置されていて、客室内は全席禁煙となっています。
●グリーン車 
 ●拡大可能写真(以下4枚)

▲この行の4枚はクリックで拡大できます

グリーン車も普通車同様、N700系の雰囲気を色濃く受け継いでいますが、座席自体は新しいものになっているようです。

乗車するまで「N700系のグリーン席のモケット替えただけかな?」と思っていたのですが乗って座ってビックリ!座面がN700系のグリーン車より固いクッションになっています。

N700系グリーン車の「フカッと柔らかいけど腰が沈み込みすぎない低反発感」を持ったクッションが相当優れていたので、この点は残念・・・
背もたれも(元々のN700も結構固めだったけど)心なしか固めの素材が用いられているように思えます。

しかし、リクライニング時に座面が後方に沈み込む「シンクロナイズド」機構は改良されたのか、あるいは角度が深くなったのか、従来のN700系グリーン席より快適に感じられました。
リクライニングレバーを引いて背もたれに体重を掛けるとリクライニングと同時に腰も沈んでいくこの機構は「一度乗ったら700系のグリーン車に戻れない」と言っても大げさではない「N700・N700Aの特権」です。

背面・インアーム2種類のテーブル、フットレストや全席コンセント装備はN700系と同じになっています。

多目的室・車いすでも乗降しやすい広いドアと車掌室を備えた車両は10号車になります。

斜め前からの構図で1枚。

テーブルは大き目の背面収納テーブルの他、小さなテーブルが肘掛収納で設置されています。
背面テーブルは大きめでノートパソコンも楽々!

展開して、手前に引き出すことが出来るのもGoodですね 
 フットレストは土足面・靴を脱いで掛ける土足禁止面の2面展開。

高さはフットレスト脇のレバーで調節することが出来ます。
デッキ寄りの荷物棚にはグリーン席の乗客がセルフサービスで使える毛布が数枚セットされています。

意外とヘビーユーザーでも知らない方が多いようで、使っている方は少ないです。 
 コンセントは中肘掛に二基設置されています。

PCを使ったり、スマホやIpod・カメラなどを充電したりなど1基あるだけでなにかと便利!
 グリーン車の喫煙室は10号車

私がさほどヘビーな喫煙者ではないからかもしれませんが、客室内での喫煙に比べて喫煙室の設置の方が煙たい客室で過ごさずに済むので快適に思います。JTよろしく吸う人にとっても吸わない人にとっても心地よい世の中になっていると思います(笑)
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