座席図鑑 JR東海・西日本700系新幹線「ひかり」「こだま」臨時「のぞみ」 第40回ローレル賞受賞
 300系・500系投入後も残った0系・100系を東海道区間から駆逐し、300系以降の275キロ以上で走行できる車両で統一するため製造されたのが700系です。

最高速度こそ500系に劣りますが、車内の静粛性・快適性の向上やコスト削減を達成し、「のぞみ」の主力車両として運行されてきました。
300系の完全引退とN700系・N700Aの増備により「ひかり」「こだま」運用へ移行、始まり、2012年からは廃車も発生しつつあります。
2014年、ついに700系まで博物館行きの時代になってしまいました・・・。

 この特徴的な「アヒル顔」をこの位置から見られるのも新鮮ですね(笑)
JR東海所属の700系普通車車内です。(2人掛けの座席写真はリニア・鉄道館保存のC1編成で撮影) 

300系が引退し、N700系がその数を増やし「のぞみ」全列車で運行される現在では、やや「古い」とも思える車内かもしれません。

座席は100系以来伝統の3+2列配置。モケットはブルー系のものを使用していて300系より爽やかな印象ですね!(重厚感を出す必要がない普通車ならこのカラーのほうがいいかも)
300系ほどクッションも薄くないようで、座り心地も改善されているような気がします。

700系というと、最高速度を300系と同じ速度で妥協してコストダウンをした車両と言われることもありますが、同じく最高速度275km/hの300系と比較すると車内の静粛性、揺れの少なさは格段に向上しており、技術の向上を感じられます。

後期車のデッキ寄り席にはコンセントが設置されています。
東海車より濃いブルーのモケットを縫ったこちらはJR西日本の所属車。

座席は東海の700系よりか、500系やレールスター編成に近いタイプのようで、ヘッドレスト脇にレザーが貼られているのが特徴的です。
また、デッキ寄りの席には全編成でコンセントが設置されています。
以前はJR西日本所属車の運用を読めば出会えたのですが、依然として300系を置き換える気の無い西日本に東海がしびれを切らして700系を譲渡したことから、譲渡されたC編成(上の内装の車両)とごちゃまぜで運行されるようになってしまいました(^^;) 
JR東海所属車両のグリーン車。ブルーグリーンのモケットがカジュアルな印象です。

普通車ではカジュアルなカラーでも良いのですが、グリーン車だと「爽快さ」以上に「高級感の無さ」を感じてしまうのがネックかも・・・。
 
座り心地自体は300系のそれより格段に良くなっています。1160㎜ピッチや2種類のテーブル、フットレストなどグリーン車らしい座席廻り設備もあるのですが、どうしても見た感じが「重厚さ」を感じられない色使いなので、好きな人は好きでも「グリーン車らしくない」と思う方もいるかもしれません。(同じころにJR東日本で登場したE2系グリーン車と同じような印象を受けます)

更に、シンクロナイズド・コンフォートシートに全席コンセント。無線LANまで装備したN700系のグリーン車が登場した今、陳腐化は否めません。

普通車と同じく、後期車のみデッキ寄りにコンセントが設置された席があります。
こちらは西日本所属の700系のグリーン車になります。 

座席自体も東海車両とは違うもので、500系のグリーン車から可動式ピローを取り払ったような座席になっています。(現在の500系V編成「こだま」の座席と似てるかもしれません)

東海編成にある背面テーブルは設置されておらず、インアームテーブルが500系と同じ2面展開になっています。
その他、全編成でデッキ寄りの座席にはコンセントが設置されています。
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