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座席図鑑 JR東海371系「あさぎり」 
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 座席図鑑 No136
取材:2010年6月
 2014年2月





小田急~JR御殿場線を直通して運行されていた「あさぎり」号を小田急3000形SSE車による片乗り入れから小田急・JR双方の車両を用いての相互乗り入れ・沼津までの延伸を果たすために小田急側の20000形RSEと共に登場しました。

RSE車が予備を兼ねて2編成登場したのに対し371系は1編成・7両のみの存在で、お召し列車などの例外を除けばJR車両として最も車両数の少ない形式でした。
2012年に相互乗り入れ運行が終了した際にRSE車と共に「あさぎり」からは撤退。その後はしばらくの間臨時列車で運行されましたが2014年11月を以て完全引退となりました。 

今後は富士急行に譲渡され、住み慣れた御殿場線とは富士山を挟んで反対側の山梨県で「フジサン特急」として再デビューを飾る予定です。

普通車


車内はグレーをベースにした座席が並んでいます。

座席自体はキハ85系に搭載されたものと似たタイプ(ほぼ同型)で、キハ85系や383系にも共通して言えますがこのタイプの普通席は非常に快適です。

固くもなく座ってて疲れるほど柔らかすぎない絶妙なクッションやしっかり革貼りされたアームレスト、広い1000㎜のピッチ、フットレストも設置されているなど、JR車両の普通車クラスでトップレベルの座席ではないかな。と思います。

テーブルは背面収納テーブルのみを設置、向かい合わせたときの救済策として窓の下の小物置きが少し広めになっています。

2号車には車いす対応席が設置されており、RSE車がハイデッカー構造で車いすでの利用に難があったのに対し、371系は中間のダブルデッカー2両以外は全てノーマルデッキだったので車いすでも利用しやすく、バリアフリー化工事も比較的簡単に行うことが出来ました。 



ダブルデッカーの1階部分は2両とも2+1列の普通車となっています。(RSE車にあるコンパートメントはありません)

2階のグリーン席と窓割を合わせるためピッチは1100㎜となっており、「あさぎり」号時代は眺望こそ悪いものの常連客には知られた「アタリ席」でした。 



中間のダブルデッカー車2両、3号車と4号車の2階はグリーン車となっています。

座席は同時期に増備されていた100系新幹線のグリーン席と似た形で、フカフカで沈み込むような座面や分厚く重厚な背もたれなど、まさに「在来線バージョンの100系」と言っても過言ではない仕様になっています。

テーブルはインアームテーブルと背面収納両方を装備していて、必要に応じて使い分けられるのも便利!

シートピッチはグリーン車標準より少し狭めの1100㎜となっています。

フットレストは靴のままの表面、土足禁止の裏面の2面展開が可能ですが高さ調節などは出来ません。


 
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