座席図鑑 JR東海・西日本300系新幹線                     第33回ローレル賞受賞
あな恐ろし、ついに300系まで博物館に展示される時代になってしまいました(笑)

って書こうと思ったら最近ついに700系新幹線まで展示が始まったようです。
いやあ、新幹線は世代交代が早いですねぇ 

300系は1992年に登場し、それまでの最速列車「ひかり」を凌ぐ高速列車として設定された「のぞみ」の初めての車両として使用されました。晩年はひかり・こだま中心に運用され2012年引退。
茶系統の座席が並ぶのはJR東海所属車の普通席になります。(現役時代の写真もあったんですが、リニア・鉄道館で撮ったこちらの方が見やすい写真に仕上がってるので保存車の写真を使用しています) 

新幹線では100系で初めて3列回転シート、フリーストップリクライニングシートが採用されましたが、300系でもそれを継承しています。しかし、どうも「貧弱」な座席だな。というイメージがあります。

高速化(=車体の軽量化)の為にそれまで座面で使用していたバネを廃止し、ウレタンクッション1枚になっています。背もたれも極限まで薄く作られたようで、それが座り心地の悪さ、そして高速運転時の乗り心地の悪さに繋がったのではないかな・・・と思います。

そんな訳で、私の300系のイメージというと「高速化のために居住性を犠牲にした車両」に尽きます。特に前作100系では0系とスピードは殆ど同じでありながら、2階建て車両や食堂車、グリーン個室などもありましたから。
 灰色のモケットを縫った座席が並ぶのはJR西日本の300系。JR西日本では後に500系が登場したことから、300系は9編成96両の少数派に終わっています。

座席はモケットこそ違うものの、座席自体は同じもので座り心地にも違いはありませんでした。
こちらはJR東海車のグリーン車。普通席と同じブラウン系の座席が設置されています。

100系では2階建て開放席・1階1・2・3人用個室・平屋建て車とバリエーション豊かだったグリーン車は300系では開放車1種類のみになっています。
ちなみに、0系・100系にあった「食堂車」「カフェテリア」も300系では全廃され、編成は普通車・グリーン車のみになっています。

グリーン席自体も、良くも悪くもあらゆる面で「普通」な感じがします。座り心地も(固めではあるものの)悪くないのですが・・・
テーブルはインアームテーブルが設置されていました。

ちなみに、初期車はフットレストが小型のものでしたが、後に苦情が多かったことから後期車は写真のような大型フットレストに改良された経緯があります。そこまで軽量化!?
さて、リニア・鉄道館で保存されている300系は先頭車の普通車のみですが、「座り心地体験コーナー」に300系のグリーン座席が置かれています。

将来的には引退した700系のグリーン席も持ってきて「グリーン席座り比べ」なんかもさせてくれたら面白そうですね(笑) 
「座り心地体験コーナー」だけではなく、2階ではベンチの代わりに300系のグリーン席が置かれている場所もあります。

なんて豪華なベンチなんでしょう(笑)

その他に、入り口近くの部屋(リニアやC62が置かれている部屋の2階デッキにも置かれていたりします。
こちらはJR西日本所属車のグリーン車。シートモケットは灰色になっています。 

座り心地、付帯設備などは東海車と同じです。
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