座席図鑑 JR西日本283系「くろしお」(旧オーシャンアロー) 

高速道路の建設によって高速バスとの競合が激しくなった南紀特急のイメージアップのために登場。
381系と同じく振り子機構を搭載し、水族館から飛び出したイルカのようなリゾート特急電車はたちまち人気者になりました。 

登場時から「オーシャンアロー」号で活躍しましたが、南紀特急が全て「くろしお」に統一されたことで現在は「くろしお」の列車の内、時刻表に「オーシャンアロー車両」と書かれた列車で運行されています。
普通車の内、奇数号車は水色系のモケットを縫った座席が設置されています。 

座席自体は683系サンダーバード型車両と同じようで、座面・クッション共に薄いものになっています。

柔らかいわけではなく、極端に固いわけでもないため特別良いとも悪いとも言えない座席です。
5時間超の乗車となることもある長距離特急なのであまり柔らかすぎるより疲れにくいかも?

「くろしお」系統は長時間・長距離列車ということもあり比較的最近まで喫煙車が設定されていましたが、近年は全席禁煙、喫煙室すら設置されなくなりました。
全面禁煙の風潮が広まっているのは事実ですが・・・愛煙家の方なら5時間も乗っていれば少なくとも3~4回は「一服」したくなるのではないのでしょうか?
管理人は非喫煙者で受動喫煙もしたくはありませんが、車内から喫煙者を排除するだけが解決方法なのかな?と少し考えてしまいました。
こちらは偶数号車でパープル系の座席が設置されている号車になります。

テーブルはインアーム式で向かい合わせでも使えるのが利点ですが駅弁を乗せると少し小さめかも!? 
サンダーバード車内での事件以来、北陸エリアのみならずJR西日本全エリアで女性専用席の導入が進んでいます。

「オーシャンアロー」も例外ではなく、5号車に女性専用席が設置されています。 
 車いす対応席は4号車に設置されています。
こちらはグリーン車の車内になります。
座席は2+1の3列配置でゆったりとしたもの、モケットは381系と同じものになっています。

座面・背もたれのクッションやリクライニング角度、ヘッドレスト部分に設置された上下可動式マクラの使い心地などはどれも良好で快適なグリーン席なのですが、個人的には肘掛に貼られたレザーの固さが気になりました。 

フットレストは上げるか下ろすかのみで、高さの調節や靴を脱いでの利用(いずれも381系では可能)は出来ないのが残念。
テーブルも普通車と同じくインアーム式ですが1面展開で小さいのが不便です。

全体の雰囲気や座席のフィッティングが良いだけに付帯設備が不十分なのが残念・・・
こちらは一人掛けの座席。 
381系と同じく283系でもグリーン車はパノラマグリーン車となっています。

基本的には新宮向きに設置されているほか、付属編成の内グリーン車付きの編成が増結される場合は京都方の先頭車もパノラマグリーン車となる事があります。 
3号車にはフリースペースのラウンジが設置されています。 

座席は全て紀勢本線内でオーシャンビューを望める方向に固定されています。
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