座席図鑑 JR東日本/北海道24系25型 寝台特急「北斗星」 
「北斗星」
青函トンネル開業と同時に登場した上野~札幌間を結ぶ日本初の「豪華寝台特急」です。
その後「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」と、北海道行き豪華寝台特急が登場しましたが旅情誘う青い車体の北斗星も高い人気を維持しています。

しかし種車が国鉄時代に登場した24系25型であり老朽化が進んでいること、2016年に開業する北海道新幹線の試運転が青函トンネル内で行われることなどが理由となり、2015年3月に廃止されました。
現在は国鉄時代からのEF81型機関車(写真上)に代わって2009年から新製されたEF510形機関車が上野~青森間をけん引しています。

ちなみにこちらは北斗星カラーではなくカシオペアカラーのEF510。
このようにカシオペアカラーの機関車が北斗星運用に、またその逆に北斗星カラーの機関車がカシオペア運用に就くことも珍しいことではありませんでした 
開放式B寝台/B寝台4人用簡易個室「Bコンパート」 
 11両編成の「北斗星」の内、開放式寝台は2両。その内1両が後述の「Bコンパート」となるため、カーテンのみで区切る昔ながらのスタイルの開放式寝台は11号車の1両のみとなっています。

しかしモケットやカーテンは明るいものになっており古臭い雰囲気は感じられません。
もう一両の開放式B寝台車である1号車は、開放式寝台に鍵付きのスライドドアを設置して簡易4人個室とした「Bコンパート」となっています。

あくまでも簡易個室ではありますが、「北斗星」の個室は全て1人用か2人用のため、4名以上のグループで利用する際にはおススメの個室です!(寝台には6~10人くらいまで腰かけられるので、5人以上であれば「Bコンパート」1室+それ以上の人数分は他の寝台又は個室で予約し、起きている時間は「Bコンバート」に全員集まって過ごす。という使い方も出来ますね) 

もちろん、見知らぬ人同士で同じ区画の寝台となった場合は通常の「開放式寝台」として利用できます。

ただし、あくまでも「開放式寝台」という扱いで販売される為、個室として利用したい場合は1区画になる寝台番号をお間違いにならないようご注意ください。また、車両検査などで通常のB寝台車となる事もあるようです。
B寝台1人用個室「ソロ」 
通常のB寝台と同じ料金で鍵付きの個室を利用できることから絶大な人気を誇る1人用B寝台個室「ソロ」です。

狭いながらも寝台にテーブル、ゴミ箱や室内BGMなどの設備が整えられており、1人で一夜を気兼ねなく過ごすには最適な個室です。 
 先ほどの個室が下段個室なのに対し、こちらは開放式寝台の上段の高さにあたる上段個室です。

こちらはJR北海道所属の客車の「ソロ」で、上段個室は室内に階段を抱え込む構造の為、階段の下の部分では立ち上がることが出来るので、後述するJR東日本車の上段ソロより着替えなどがしやすいのが利点です。
こちらはJR東日本所属客車のソロ下段個室です。

「北陸」と似たスタイルで、足元に荷物置き場がある北海道車に対して背もたれ横に荷物置き場がある程度の違い以外は北海道車と変わりません。
こちらはJR東日本車の「ソロ」上段個室です。
下段と異なり上段は北海道車と東日本車で構造が異なっており、JR東日本のソロでは階段を向かい合う2部屋で共有する形となっています。(その為、個室内は高い位置でフラットになっており、立ち上がれる場所は無い)
「屋根裏部屋」のような独特な雰囲気が魅力的な部屋ではありますが、利便性では北海道車に軍配が上がります。 
B寝台2人用個室「デュエット」 
1人用のB寝台個室「ソロ」に対して、開放式B寝台2人分の料金で利用できるB寝台2人用個室が「デュエット」になります。

「ソロ」を2部屋繋げたようなスタイルで、リーズナブルでありながら必要にして充分な設備が整っています。
「ソロ」との違いとして、2人で向かい合って寝る事を想定してか寝台にカーテンが設置されています。

こちらも上段個室と下段個室が存在しており、出入りがしやすい下段個室と、高い位置にあって窓からの眺望が優れている反面、室内で立てる場所が限られる上段個室。というそれぞれの特徴があります。

ちなみに、カップルや夫婦の利用が多いことを想定してか、北斗星では11両の内「デュエット」が4両と最も多い両数設定されています。
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