座席図鑑 JR東日本200系新幹線「とき」など   JapanRailfanClub LAUREL PRIZE 1983
東北・上越新幹線の開通と同時に登場した200系新幹線

後継のE2系やE4系の登場後もリニューアルを行って走り続けました。
 晩年は上越新幹線での「とき」を中心に運行されましたがE5系登場によってE2系の上越新幹線転属が進んだことで2012年に引退。
200系の引退により国鉄時代に設計された新幹線は全て姿を消しました。

1983年 鉄道友の会ローレル賞受賞
埼玉の鉄道博物館に保存されている車両の車内です。
同車両はリニューアルの対象から外れ、廃車となった車両なので車内はリニューアル前の状態で残っています。
200系には0系のようなD22せり出し式リクライニングシートを搭載した前期型と、フリーストップリクライニングシートを搭載した後期の車両があり、写真は後期の車両。

3列席でも回転可能な座席はこの座席が登場した頃は非常に斬新でした。
200系として最後まで活躍したリニューアル車の車内です。 
座席は、リニューアル前に旧式の「せり出し式リクライニングシート」が搭載されていた車両に関しては座面スライド機能付きの新型シートへと改座されました。

座席はE2系やE4系と同じもので、派手なカラーのモケットが使用されているE2系やE4系に対して200系ではオレンジやグリーンをベースにした落ち着いたカラーのもの。

シートピッチは980㎜。3列席を回転させるのは相当キツイ(これ以上狭いピッチの0系だと外側の肘掛が固定されて内側だけ回転するタイプの座席もあったり)数値で、前後の席にぶつかりそうなギリギリの位置で回転します。
こちらは改座された車両の3列席。

よーく見ると3列席の真ん中の席だけ背もたれが垂直になっていますが、これは横の席を倒した訳ではなくデフォルトの角度。
窓・通路側の角度と同じ角度にしておくと後ろの席が回転できないため、真ん中の席が垂直になることでスペースを確保しています。
リニューアルされた車両の内、元々からフリーストップリクライニングシートを搭載していた車両は座席はそのまま、モケット張替えのみに留めています。

背もたれの高さ、リクライニングの角度や座面スライドの有無など、さすがに新型座席には敵わないかな・・・というのが率直な感想です。

割合としては上の座席のほうが多いような感じがします。
(この写真を撮影した編成では普通車9両中こちらの座席は1両のみ) 
グリーン席もE2系と同じ座席が設置されています。
大型のハイバックシート、上下可動式のヘッドレスト、2面展開のフットレストと新幹線グリーン車の標準的な設備。シートピッチは1160㎜でテーブルは肘掛収納のもの。

モケットはダークグリーンをベースにしたもので、高級感が感じられます。
ヘッドレストカバーが白なのも引き締まって見えてGOODですね!

床はカーペットが敷かれているためほかの乗客が歩く音が気になりません。

電球色の照明、高級感あふれる座席、床一面のカーペットと、東北新幹線系統のグリーン車では一番グリーン車らしく、高級感がある内装ではないかと思います。
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