座席図鑑 JR東日本189系(元、あさま編成)「妙高」号 
 かつてはEF63電気機関車と共に碓氷峠を越えた信越線の特急「あさま」

現在はその任を新幹線に譲り、一部の車両は長野~直江津間の普通「妙高」や多客時の臨時列車に使用されています。

「あさま」時代の指定席車両はR55H系統の座席が設置されています。

現在活躍する車両は「リフレッシュ編成」と呼ばれた車両で、座席はR55に交換されたものの「グレードアップあさま」に施された床面嵩上げやシートピッチ拡大などの工事は省略されています。

座席モケットは「あずさ」に転用された際に貼り換えられたブルーとグリーンのものになっています。
前途の通りピッチ拡大は行われていないので足元は少し狭いものの、窓割りはズレることなく座席と一致しています。
こちらは自由席車両として改造された車両で(6号車)座席は183系登場時からの簡易リクライニングシート(R51型)が設置されています。

詰め物などの改良は行われているものの中肘掛や背面テーブルが無いなど、上のR55シートには劣るところがあります・・・。

ちなみに、「妙高」号では指定席の位置が上り列車と下り列車で変わります。
直江津行きの列車では上の座席を設置した車両が指定席となり、この座席の車両は自由席の内の1両となりますが長野行きの列車ではこちらの車両が指定席となり、指定席より自由席の方が座席グレードが高くなるという珍事が発生しますのでご注意ください。

シートピッチはこちらも910㎜で設置されています。 
こちらは現在運行されている車両ではなく「碓氷峠鉄道文化むら」の保存車両で、「グレードアップあさま」の編成の自由席車両となります。

長野新幹線開通後多くの車両が「あずさ」のモケットに貼り換えられて転属していった為、「あさま」時代のモケットが残っている車両は(見学できる範囲では)この車両だけではないかと思います。(鉄道文化むらの奥の方に留置(放置?)されている数両の189系先頭車両がどのような内装なのかが個人的には気になります)

現在でこそ「あさま」と言えばE2系やE7系が快走する新幹線列車ですが、新幹線開通前は難所中の難所である碓氷峠(横川駅~軽井沢駅間)を189系とEF63形機関車が手を取り合って進む「協調運転」の特急列車でした。

現在でもEF63は碓氷峠鉄道文化むらで動態保存されており、その勇姿を見ることが出来ます。 
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