座席図鑑 JR東日本14系寝台特急「北陸」            第15回ブルーリボン賞受賞 
21世紀に入り、各線から伝統のブルートレインが消えていく中で高い乗車率を誇ってきたのが
この「北陸」でした。

東京~金沢という新幹線が通じていない区間であることや飛行機の飛べない深夜を走ること。
また、個室車を中心にした編成が人気の寝台特急でした。

安定した需要に支えられ北陸新幹線の開通まで廃止はされないと言われてきましたが車両の老朽化が原因となり2010年3月に廃止となりました。
8両編成のうち開放式B寝台は4両が設定されていました。 
モケットは黄土色や茶色の落ち着いたカラーのものです。

北陸号では個室が全て1人用ということもあり、グループ客からは開放寝台が人気でした。
北陸号では1人用B個室ソロが8両中の3両という高い割合で連結されていました。

JR東日本が受け持つ北斗星のソロでも見られる2階部屋の階段を部屋の外に設置して2部屋で共有するコンパクトタイプのソロですが、室内には荷物置き場、テーブル、ごみ箱やBGM装置が揃い 最大8時間程度の乗車時間ならば充分の設備。

カラーは下段個室がグレー、上段個室がピンク系の表地になっています。
A寝台1人用個室「シングルデラックス」はあけぼの号の同個室とほぼ同じ作りになっています。

B寝台より少し大きめのベッドと机(少し小さめで使いにくいですが)、洗面台が設置されているほか、スーツのホコリ落とし、ブラシ、靴べらなども装備されています。
ベッドは跳ね上げることによりソファーに転換することが出来る機能付きで、起きている時間も快適に移動できるように配慮されています。

シングルデラックスでは乗車後にアメニティキット(右下画像にマウスポインタを合わせると中身の画像を表示)が配布されます。中身は歯ブラシ・髭剃り、くし、ウェットティッシュ、石鹸といったもの

部屋のカギはカードキーで、こちらも乗車後に車掌さんから配布されます。
2号車にはシャワールームが2部屋設置されています。 
シャワーカードは1回310円で車掌さんから購入することになりますが、特に繁忙期は売り切れるのも珍しくない人気。
タオルやシャンプー・リンス・ボディーソープの入ったシャワーセットも同様に車掌さんから購入できました。

シャワーの給湯時間は6分。お湯を止めるとタイムリミットのカウントも止まります。脱衣所は脱衣籠のほかドライヤーが設置されています。

シャワーの脇にはシャワー待ちスペースとしてか、赤いソファーが設置されています。
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